2月に真剣者ーが終了してから、日曜朝7時半の楽しみがなくなってしまいました。
一応後番の護☆も見てみたけど、5分見ただけでキツくて消してしまった…。
セリフ回しが何か安易というか…。いや子供向けとしてはわかりやすい方がいいと思いますが。
やっぱ真剣って、脚本、演出、キャストすべてがハイレベルだったのだな。
某特撮、主人公の滑舌悪いってどうよ。面白いけども。
真剣の役者さんたち、若いけどほんとうまかった!そしてうまくなってった!
ロッソの舞台でも、役者さん達が迫真の演技とアクションで感動でしたわ。
あれを1日6回公演て……ジャ●ーズか!
しかして真剣最終回の一番の感想は、「やった……!シタ/リ死んでない!!!」でしたw
いやー!嬉しかったわーー!ちょーさーーんvvv
シタ/リ好きだったのでねvちょーさんが声をやってるからでもありますが。
東Aのスタッフコメントには、
「今回カメオ出演は果たせなかったけど、ぜひ次の、いや、真剣で顔出し出演を!」
てなことが書いてあったので、来年の真剣と護☆のvs映画ではきっとちょーさんご本人が出演、そして真剣サイドのラスボスとしてシ/タリが出て来てくれると信じてる!
最初、「ええ?!この現代に、殿と家臣なんて封建制度の関係、ピンとくるの?」といぶかったものでした。
が、登場人物皆が当然それには違和感を感じてて。
代々の教えで忠誠を誓うものあり、殿の資質を見定めようとするものあり、現代っ子感覚で反発しまくるものあり、姉の代わりの参加で自分に自信がないものあり、そして身分一切関係なく、殿の幼なじみとして助太刀するものあり。
回が進むごとに、上下関係ではなく、戦いの先輩たる赤をリーダーとして徐々に結束が固まり、そこで侍ではない金が参加することで、遊撃隊としての動きが出て、更に
家臣達との関係も変化して。
そして最後になって殿は実は影武者だ!と上下関係、身分を一辺壊してとっぱらって、対等の関係としての結束を改めて誓い、そして養子縁組で形は整えて最終決戦……!
1年にわたって、この流れを作り上げた力量には感嘆です。
そんで何がすごいって、この話がまずは「こういうオモチャを○月に発売するからね」というスポンサーのスケジュールに沿って作っていること……!ひー。職人技か!
私、ほぼ生まれて初めてちゃんと見た特撮が真剣でして。
全話熱中して見たのって、真剣者だったからなんだなあと改めて感じたのでした。
そして時代劇が好きだから尚更。
だって第一話目冒頭、OPの映像(他メンバーや合体ロボや敵方が出て…という定番のアレ)無しで、主題歌をBGMに主人公が延々長回しで敵を切り伏せていくOPなんて初めて見たよ!殺陣がまたカッコいいのなんの!!!
黒子が出て来て幕張った前で和服で名乗り…、なんて歌舞伎調な演出も面白くて、でも考えてみれば特撮自体、荒唐無稽な世界を「お約束」で納得させる歌舞伎みたいなもんですね。
- 2010/03/16(火) 12:36:25|
- 牛寺才最|
-
トラックバック: |
-
コメント:0